こんにちは。業者が一掃されてざまーみろと思っている遠島です。
メルカリたまに使っているんですけど、ホント上位に持ってくる手法が蔓延していて、全く欲しいものが見つけられないという状況にイライラしていたのですが、いなくなってくれたようで清々しています。
一年前くらいからぶわっと熱くなってすぐ冷めた感じでただのブームだったなと感じてます。
事の顛末について
いわゆるネットビジネス業界で一年前くらいから、メルカリを使った無在庫販売が流行っていました。無在庫販売っていうのは、商品は手元にないけど、メルカリで売れたら在庫を持っているところから発送する。っていう感じでいわゆるノーリスクで稼げる!と謳われている販売手法のことですね。
アカウント数10個を回して、アカウント停止されたら新規アカウントを作ってツールで再出品しまくる。そうすると新規出品扱いになり、メルカリでなにかしら検索した際に上位の方に表示されるので、購入されてやすくなるんですね。
でそのツールがメルカリの大幅仕様変更で停止になったわけです。
そうするとネットビジネスでメルカリを主力にしていた人たちがもっぱら稼げなくなったという感じですね。
さて、今回はそんなメルカリのツールで無在庫販売の失敗から教訓を考えます。
利用者の利便性を無視したツール稼働
まず絶対的に大きいのがこれだと考えています。
結局個人が出している掘り出しものの商品がほしくて探すのにワクワクしているのに、中国から輸入してきたやっすい質の悪いものを無在庫販売という形をとって販売するという本当邪魔なだけの販売手法。
ああいう人達は本当自分が稼げればいい!というようなスタンスでやっているので、利用者の利便性だったりっていうところは全く度外視してますからね。
そりゃ運営も怒りますよ。だって結局そういうユーザーがメインターゲットで、ネット上でフリーマケットという体で業者が入り込まないように個人対個人という形をとってやっているのに。
一つのプラットフォームに依存
次にこれですね。一つのプラットフォームに依存するということは、そのプラットフォームから弾かれた時に全く稼ぐことができなくなってしまいます。
仮に月に100万稼いでいても一気に0になりますからね・・・。某ネットビジネス塾でメルカリ姫と呼ばれていた方はどうしているのか・・・。
結局リスク管理が甘いんですね。最悪の自体に陥った時どうするかを考えて予め施策を打っておく。これが大事です。
ツールの画一化による値段の叩き合い
あとは少し考えればわかると思いますが、ビジネスシステムの設計がクソでしたね。
僕も一時期少しやっていましたけど、結局販売商品の供給元がほとんど一緒なので利益の出る商品が大体決まってくるわけです。
そうすると何が起こるか・・・。1円での値段下げ競争がおきるんですね。
システムを設計する人はそのシステムを使った先までもう少し見通すべきです。
そのシステムを使ったらユーザーがどうなるかまでデザインをするということですね。
”誰でも”、”簡単に”、稼げるなんてのは、結局そういう値段競争に巻き込まれることが必然です。参入障壁がないなら誰だって入ってきます。ブログで稼げるも似たようなものですね。こういう売り文句はよくありますが、これにホイホイついていく方もついていく方だと思います。
遠島の独り言
ただ逆に考えると業者が出ていったので、正攻法でメルカリにいまから攻めるっていうのは結構有りな戦略かなぁと思っています。