どうも・・・
内々定ではなく、無い内定が確定したことのある遠島です・・・
10月に差し掛かり、そろそろ内々定ならぬ無い内定が確定して、早まることをしようとする人がでてくる時期ですね。加えて卒業式の案内もそろそろ来ている頃かもしれません。
内定決まっている人はすでに内定者懇親会に参加して、社会人の洗礼を受けている頃でしょう。
そんな中、無い内定の皆様は、
- 卒論もそろそろ書かないと間に合わないし
- そもそも就職活動まだやってるの?みたいな目で見られたり
- 大学で未だにスーツ着ているのが恥ずかしい・・・
- 死にたい
みたいな気持ちになっていることかと思います。
この時点でなんか涙がでてきた・・・。
いや本当あの時はまじで辛かった・・・。
なんなら周りの友達は一社しか受けずに内定貰ってる人がいたり、誰もが知っている会社に内定が決まっていたり、数社から貰っているなら俺にそれくれよ・・と本当思っていましたからね。情けないことに。
俺と何がそんなに違うんだよ・・・とホント悔しかったですね・・・。
そんな僕も今では転職活動で内定二桁近くもらえるようになったので、少しその当時を思い出しながら書いてみようかなと思った次第です。
そしてこんなサービスがあったらあのときに教えてくれよ・・・!と思ったので、そちらもご紹介しますね。
遠島の就活時のスペック
ちなみに僕の無い内定が決まったときのスペックを少し書いておきましょう。
- 地方公立大学(偏差値50くらい)
- アルバイトは塾講師
- 部活はオーケストラ同好会
- 卒論は人工知能をつかった暗号化
- あだ名はマスター
- ちなみに一番時間を使ったゲームは戦国ランス
- 大学4年時に一番取り組んだことはモンハンとヴァイスシュヴァルツ
- 世はまさにリーマンショック直後
- 志望していた企業は、都内の上場しているIT系の大企業
- 30社程度申し込む
いわゆる地方Fランと言われても言い返せない感じです笑
書き出してみると舐めてるなぁ・・・
無い内定が決まるまでの就職活動
NNTに就職したぜ!
なんて言って笑えていた時期はまだ良かった。
私は北海道から東京に就職を考えていたので、面接の都度お金がかかっていました。今でこそ格安航空のLCCがあるから東京に行きやすくなったものの、その当時そんなものもなく、往復するのに3,4万かかるなんてことはザラでした。
しかし唯一恵まれていたのは、関東圏に妹が住んでいたのでそこに居候させてもらえたこと。
なるべく面接の時期を詰めて行く期間を短くしていたとはいえ、なれない満員電車や東京の一人暮らししている部屋に無理くり二人で住んでいるストレスだったり・・・・そんな中でコードギアスを見たり、就職活動をしていました。
減っていく持ち駒の絶望感
僕の就職活動の時は未だに手書きES・履歴書全盛期で非常に大変でした・・・。
未だにそうなのかな?
曰く、気持ちが伝わる。曰く、やる気を感じる。
もはや意味不明。
今でこそこう思えますが、当時はそんなこともわからず、一生懸命気持ちを込めて書いてましたね。しかしESや履歴書を出しても出しても祈られて、そもそも持ち駒として増えていかない・・・。
通った書類も人事の一次面接で落とされる。
正直泣きたかったですね。
面接が通らないことによる無力感
そして面接が通らないことで、こんな勘違いもするようになってきます。
お前は役にたたないからいらない。
と言われているような気がして、どんどん自分に自信がなくなって、負のスパイラルにハマっていきます。
次もだめなんじゃないか・・・
という徒労感に襲われ徐々にフェードアウトしていく感じでした。この電車にひかれれば楽になるかなとも思ったこともありました。
無い内定が決まる
10月位に卒業するか休学するか就職留年をするかを迫られました。
迫られたと書いたものの、大学の処理としても仕方がないのですが、私はその当時就職が決まらないまま卒業してしまうのに非常に恐怖していました。
というのも
「自分から新卒カードがなくなったら、自分にはなにが残るんだろう。」
と本気で考えていました。藁にもすがる気持ちでした。
一番きつかったのが、卒業式。
みんな晴れやかな顔で卒業し新生活に向かっていくのに、一人だけおいていかれる疎外感と劣等感。
入学するときには隣に座っていた友達が卒業する席に座っていて、自分は立って見送っているという屈辱。言い表し難いものがありました。
同じく卒業写真には卒業した体で写ってるんですけどね・・・
無い内定の人の特徴と対策
ちなみにその当時の無い内定の僕の特徴をつらつらあげておきましょう。
- 自己分析が出来ていなかった
- 凡人の落ちこぼれのくせにラスボスから挑んで失敗して落ち込む
- 本番に死ぬほど弱かった
- 志望動機がつくれてなかった
- 反省や改善をしていなかった
- 恥ずかしくて社会人の人に意見をあまり求めなかった
- そもそも数が足りていなかった
いくつかピックアップして説明しますね。
自己分析が出来ていなかった
まず上げられるのがこれ。正直自分の強みとか言われても全くピンと来ないからね。
特に何かの実績を上げられたわけでも無いし、そこまで自分に自信を持つことが出来ていなかったです。
そもそも自分が何をやりたいのか、やりたくないのかがわかっていなかったんです。
ただ就活2年目の時はおぼろげながら、自分がやりたいことは教育で、やっておいたほうが良いと思ったことはIT。
だからこのあたりを軸に関連するところを攻めようと考えました。
このあたりは、本当人によって全然発見の仕方が違うので、参考までにというところですね。
僕の場合は塾講師をやっていて、子どもたちに教えるということがすごく楽しかったんです。しかも中学生だったり高校生の教育って、本当に日本という視点でみたとき非常に大事になってくるな、とその時ふと思ったのも大きいです。
本音は?
働きたくないでござる!
正直あなたの強みは?と聞かれて、これです!なんて答えられる人は相当勘違い野郎か、自惚れることができる人でしょう。
僕はそこまで自分に自信を持つことが出来なかったので、自分の強みを明確化するのに、ストレングスファインダーを利用しました。
ちなみに僕の学生時代のストレングスファインダーは以下の通りです。
- 調和性
- 最上志向
- 収集心
- 学習欲
- 自我
たしかにこの通りだなぁ・・・・
と思い、当時はこのキーワードを自分の強みに盛り込みました。このキーワードから連想されるストーリーを引っ張ってきて、それっぽく書くなんてことをしましたね。(全部使ったわけではないですよ。ちなみに使用したキーワードは、最上思考をつかいました笑)
序盤からラスボスに挑んで勝手に落ち込む
とりあえず行きたい企業から受けていませんか?
ちなみに僕はその形式で受けまくって就活留年しました笑
しかもこれは非常に負のスパイラルにハマりやすいんです。
行きたい企業にお祈りされた → 自分には実力が無い → どうせ次も → ・・・
なんてことに非常になりやすいです。そしてそういうのは存外雰囲気に出やすいのです。
”一社受けて、そこ受かったから、その会社に行く”
なんて要領の良いことができればいいんですが、あいにく僕みたいな凡人はそんなことが出来ませんでした。
なので、2年目はスライムだったりクリボー的なところ(失礼)からはじめました。
RPGみたいなものです。面接スキルのレベル上げからしましょう!
ちなみにスライムだったりクリボーの具体的な例としては、落ちてもいいけど、大して行きたくないところですね。
落ちても・・・
あんたのところなんて行きたくなかったからちょうどいい!
みたいなところです。
とにかく話すこと、場数を踏む、質問になれるということからはじめました。
こうやって場数を踏むと質問のパターンなんて似たり寄ったりになってきます。自然に自分の中でのパターンが出来上がってきますし、緊張もしなくなってきます。
反省や改善が出来ていなかった
というかどうやってしたらよいかわからなかったんですね。
何度・・・
面接で良くなかった点を教えてくれればいいのに・・・!
とおもったことか・・・
学校であれば就職活動の担当者だったり、教授だったりに見てもらえたりしますが、学外だとなかなか難しいですよね。
可能であれば社会人の方に、面接の受け答えや履歴書等を見てもらったりするのが一番良いのですが、なかなかそういう社会人の知り合いもいない・・・。
そんなときに利用したいのがこちら。
僕の時代にもこんなサービスがあればよかった・・・。
就活のマッチングイベント MeetsCompanyって?
MeetsCompanyは、就活生の5人に1人が利用していて、年間就職決定者・内定者が約5000人も居るめちゃくちゃ熱いイベントなんですね。
しかも全国5大都市(東京、大阪、名古屋、福岡、北海道)はもちろん、全国各地で年間650回以上も採用イベントを開催しているから本当誰でも参加出来ます。
しかも東証一部上場企業からベンチャー企業まで優良企業を2000社以上を紹介可能な上、イベント後に就職のプロが就職の相談にのってくれて、応募書類の添削・面接対策等一人ひとりに合わせたサポートをしてくれます。
こういう機会がめったに無いので本当ありがたいですよね・・・
なぜここまで就職決定者・内定者が多いかというと、企業の人事で決定権を持った人や社長のみが参加するイベントのため、就活生はその場で内定を獲得出来たり、内定の一歩手前まで選考が進んでしまうこともあり、年間約5000人の方が就職をMeetsCompanyで決めているんですね。
また、座談会を行っており、企業と近い距離で話やアピールが出来るため、マイナビさんだったりリクナビさん合同説明会といったものより効果的に使われているということですね。
是非一度参加されてみてはいかがでしょうか?
無い内定で就職留年・浪人するならやっておくべきこと
ちなみに僕は、10月の時点で就職留年・浪人を決めましたが、結局卒論もしっかり作って、発表までしました。
卒業論文の発表まで終わりはしましたが、単位は出さないでもらいました。
就職留年するならやっておくべきことをまとめました。概要は以下になります。
- 読書
- バイト
- ブログ
- コミュニティ参加
- プログラミング
- 就職活動
詳しくは別記事で書いておりますので、そちらをご確認ください。
大丈夫。無い内定だった僕も元気に生きてる
大丈夫。無い内定だった僕も次の年に上場企業に入社できました。
副業でも稼げるようになって、コンサルもするようになり、フリーランスとして独立することも出来ました。そのおかげで給料が下がっても副業で稼げばいいから、地元の北海道に帰ってもいいかなと思えるようになりました。
ただ副業で稼ごうと思うようになったのも、この無い内定の経験があったからこそです。
1年遅れているから、何かしらで頑張らないと!
と思った結果だからなんですね。
今無い内定のあなたに少しでも希望を灯すことができれば幸いです。
なにか質問、相談等あればツイッター @kazooblog に遠慮慮なくどうぞ!