どうも!最近みた邦画は「踊る大捜査線」の遠島です!
(シン・ゴジラは庵野カテゴリーでノーカンという結論に至りました)
いやー最近CMで見る邦画って面白いんですかね?
僕がよく見るのは大体宣伝しているものしか目に入ってないのですが、
- BLEACH
- ハガレン
- 亜人
- 銀魂
- 不能犯
- ・・・
ほとんどコスプレ崩れみたいなものがものが多くて正直見てられない・・・。
演じてる方もなんだかお遊戯みたいに感じられて・・・・ということからいつの間にか邦画や日本のドラマを見なくなり、ここ数年どころか数十年くらい全く邦画の映画を見てなかったんですよ!
しかし見事にこの カメラを止めるな! 予想を完璧裏切られましねー。
個人的に近年稀に見る名作と言っても過言ではないです!
クソ邦画の匂いしかしない「カメラを止めるな!」
見てくださいこの明らかにクソ邦画の匂いがプンプンするキービジュアル(褒め言葉)
もうBDが出ているんですね・・・!
それもそのはず低予算でつくってるらしく、あまりデザインの予算もかけられなかったんだろうなと思いました。(後にこれは巧妙な罠だったなと言うことに気づきました笑)
しかしこんな感じでもチケットが即完売している状況もあるのと、知人からおすすめされたので久しぶりに邦画だけど見に行ってみるか・・・と思ったのが大正解でした!
カメラを止めるな!の大体の前情報
映画のあらすじはこんな感じです。
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。
”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。引用元:カメラを止めるな!
明らかにただのB級邦画。っていか今どきゾンビって・・・
って思うじゃないですか。
しかもこの映画を作っているのは、映画監督や俳優の養成学校の「ENBUゼミナール」というところのワークショップの企画の1つみたいなんですね。
養成学校ってことはプロでもない無名な人たちがやっているのってその時点で面白いの?ってなるじゃないですか。
ただカメラを止めるな!の評判は非常にいいんですよね。評判に偽りなしで、映画をみて見事に裏切られました。
カメラを止めるなはですね…絶対見てほしいですね…
— ポンケ (@ponke02) August 9, 2018
カメラを止めるな二回目行くの決定した
— 風鬼 (@hannhuuki) August 9, 2018
評判の「カメラを止めるな」見たが、いやー面白い。ゾンビ映画だけどゾンビ映画じゃない。低予算映画ならではの風合いをそのまま作品の味に転化した感じでお見事。後半は、客席のあちこちから堪えきれない感じの笑いが起こっててかなり楽しかった。 pic.twitter.com/5LKRMI7nk6
— えいで(さとうえいち) (@AEDojsn) August 9, 2018
最初30分は低予算B級クソ邦画でしかない
あらすじ通りのB級ゾンビ映画でしかないように思えました。
低予算らしいしこんなもんかねー。つまんねー。
ただ時々ドキッとするシーンはゾンビ映画らしい感じ。くらいな印象でした。
しかしその中にも、所々に妙な意図を感じるところが随所に散りばめられているんですね。
なにかしらこれ意味がありそう・・・と思っていたのが・・・
後半の展開から見事やられました!
この映画は二度始まるに偽りなく、おそらく前半後半で構成が別れています。
その後半が始まるときにわかるキャラクター濃さ!まずこれが見事!
キャラクターがすんごい立ってるんですよ。
そしてその一癖も二癖もあるキャストを取りまとめる、妥協することを選んでしまった映画監督の一家の主の父。そんな父親の背中を見て育った妥協をすることを許せない映画監督を目指す娘。そんな娘を育てる元女優の母。
- 家族ドラマで泣けるシーンあり
- ドタバタギャグで笑いもあり
- ドキドキ・ハラハラするシーンもあり
- 護身術がぽんっ!と炸裂するアクションシーンあり
- ダサかっこいいカメラワークにも注目!
いろいろ盛りすぎだけどそれらをうまくまとめて、前半の伏線を全部拾い、それをエンタメとして消化仕切ったこの作品!
これを見事と言わずなんという!映画館も年齢層高めだったけどかなり笑いが出てましたね笑
今の邦画につまんねーってうんざりしている人には是非見てほしい
特に今の邦画のオリジナリティのなさにうんざりしている人は是非見てほしい。
まだまだ面白い話を作る人は邦画にもいる!
という期待をもたせてくれる作品になっております。
予算や金がないならアイディアを出せ!
を地で言ってる作品です。
金をかけて、CG!豪華なキャスト!とか言うのと作品の面白さは全然別物だなって気づかせてくれました。(どの映画作品というわけではありませんよ^^)
ちなみに、同時期に上映している、僕のヒーローアカデミアも見に行ったんですけど、それを見るならカメラを止めるな!を見ることをおすすめします。
ちなみに個人的なベストシーンは、
終盤でキャストがいい作品を全員で作り上げるんだ!という感じになっていったのが個人的にグッときましたね!
見ていない方は是非購入して、その真相を確かめて見てください!
ぽん!