どうも!
元小中学生の塾講師の遠島です。
先日、メルカリ等で出品されていることが問題になった、夏休みの宿題代行が禁止されるようになりましたね。
というのも文科省から以下の通りの通知があったみたいですね。
文部科学省は、「各学校が家庭と連携し、子供たち一人一人にとっての宿題の意義やその適切な在り方を改めて考えることを促すなど、自分で宿題に取り組むことの大切さを周知してまいります」とコメント。メルカリ、楽天、ヤフーの3社は「子供たちの未来を第一に考えて取り組んでまいります」と“子どものために”宿題代行の出品根絶を誓っている。
宿題の意義、適切なあり方・・・ってなんだろうね?
宿題代行は経営者目線を養える
僕はこう考えています。
宿題代行は、幼いことから経営者目線を養うことができると。
つまり、宿題代行って大人的にいうと作業の外注化なんですよ。
誰でもできることを他の人ができるように移管しているだけ。
そうして空いた時間を自分の好きなことをやる時間に費やす。
何もおかしなことでは無いですよね?
逆に自分で苦労して宿題をすることで、お金は節約できるかもしれませんが、時間を費やすことになります。
つまり、お金をどう使うかという、よっぽど勉強になる体験を得ることができるようになります。
そうすると今度はどのようにして
嫌なことはお金を払えば解決できる
って考えになるわけですね。
これはいかん!
って言う人が多そうですが、なにかいけないのでしょう?
好きなことをしながらお金を稼ぐことができるか
という思考を育成するにはいいきっかけなんじゃないかなと思っています。
学校教育は労働者を育てる場である
どっちが良いという議論ではありませんが、こういう宿題って、宿題をしないと怒られる位の認識しかなかったと思います。
将来がどうとかって言われてもあんまり実感ないと思うんですよねその世代って。
それがわかってくるのって、中学校の賢い子か高校になってからでしょう。というか中学3年生になってもこれが理解できてるのは本当に優秀な子しかいなかったですけどね・・・。
見方を変えれば、これってサラリーマンと一緒で、休日に勉強しろ!って言われているようなものなんですよ。
どうです?嫌じゃないですか?興味のあることだけ勉強したりやっていたくないですか?
それを子供に押し付けているわけですねー。
ぶっちゃけ宿題って・・・
ぶっちゃけ宿題って、結局最後やっつけになりません?
それって本当に意味があるんでしょうか?
勉強の習慣をつけるためというのであれば、夏休みだけじゃなくて、日頃からやれよと思うし、好きなものであれば勝手にやります。
ちなみに僕は宿題の漢字の書き取りが好きすぎて、小学6年生で漢字検定準2級(高校在学レベル)をとるレベルまでになりました。これが好きなものであれば勝手にやるってことですね笑
ただ塾講師やっていた立場としては、
宿題やってきてると嬉しいんですけどね笑
やっぱり宿題やってくる生徒と宿題やってこない生徒では、こと学校の勉強においては、勉強できる出来ないの差がでてきます笑
ただこの学校の勉強のものさししか知らない親と教師しか周りにいなかったら、勉強できなかったら自分はできない子という刷り込みになってどんどん自分はできない子認識になっていくんだろうなぁ・・・。
遠島の独り言
宿題の代行は選択肢としてあってもよい
と言うのが僕の結論ですね。
別に宿題をするのが悪いというわけではなく、選択肢を限定してしまうというのが悪いと言っているだけです。
せっかくの夏休みなんだから学校外で習う手段を身に着けてもいいじゃんと思うわけです。